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GODIVA「義理チョコをやめよう」広告にブラックサンダーが反論

GODIVA「義理チョコをやめよう」広告でネットが炎上

 

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目次

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2月はお菓子会社がバレンタインデーのチョコレート販売でしのぎを削るシーズン。

もともとはイタリアで殉職したキリスト教の司祭・聖バレンタインを追悼するための宗教的行事だったらしいよ。

当時、イタリアで権力を振るっていたクラウディウス2世が強兵策のために結婚反対していたけれど、聖バレンタインが命令に反対して多くの男女を結婚させたんだって。

 

そうしたら、皇帝の怒りを買って殺されちゃったの。

東海林のり子じゃないけどさ、バレンタインデーっていうのは「しめやか」に過ごさなくちゃいけない日だったのよ。

バレンタインデーは2月14日で小鳥がさえずり、春が訪れる予感がしてくるから、次第に愛の告白をするイベントに変わって、プロポーズや贈り物の交換をする人が増えたんだって。

 

日本ではボーナス時期で婚約指輪を買い求めやすいせいか、クリスマス前後にプロポーズをする人が多くて、銀座のティファニー・ブルガリ・カルティエあたりに行くと、ラブラブムードのカップルでごった返しているけれど、欧米では年明け以降が恋人たちの季節なのよね。

ボクシング映画の傑作『ロッキー』を観ても、冬の動物園でロッキーがエイドリアンにプロポーズした時期を考えると、クリスマスの電飾がないことから、1~2月じゃないかと。

 

動物園で告白するなら、春めいてくる時期がベストかも知れない。

本格的な春になると、動物さんのオスは発情期に入ってアレだからさ…。

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日本のバレンタインデーはモロゾフが火付け役

 

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ところで、日本のバレンタインデーは女性が男性にチョコレートを贈って、愛の告白をする日なわけじゃない?

日本チョコレート・ココア協会によると、昭和11年に神戸の洋菓子メーカー「モロゾフ」が外国人向けの英字新聞でバレンタインデー向けのチョコレートを宣伝したことが始まりなんだって。

外国人には女性から男性にチョコレートを贈る風習がないわけだから、恐らく「男性から女性にプレゼントすると喜ばれますよ」っていう意味で宣伝したんじゃないかな。

 

その後、昭和33年に東京の洋菓子メーカー「メリーチョコレート」が新宿の伊勢丹デパートでバレンタインセールっていう手書きの広告を出したけれど、たった5枚しか売れなかったらしいよ。

物事を流行させるには何十年もかかるのね。

昭和30年代後半になったら、エンゼルパイやチョコボールで有名な森永製菓が、バレンタイン企画の新聞広告を出して、いよいよ本格的に普及するようになったみたい。

 

「不二家がバレンタインデーを流行させた」っていう記事を何かの雑誌で読んだことがあったから、てっきり不二家が火付け役なのかと思っていた。

けれど、コンビニで見かける不二家ハートチョコレートは昭和40年代以降に流行したんだわ。

クリスマスソングを大ヒットさせた山下達郎が不二家のCMソングを手掛けたの。

 

日本のバレンタインデーはモロゾフが火付け役になり、メリーチョコレートが地下アイドルの握手会みたいにささやかな宣伝をして、森永製菓が流行らせて、不二家ペコちゃんにバトンタッチをして、お菓子メーカーが涙ぐましい努力をしながら、少しずつ普及させたわけよね。

 

1972年ベルギーの高級チョコレートGODIVAが日本進出

 

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2018年2月1日、お菓子メーカーや小売店がチョコレートの売上を伸ばそうと、必死にバレンタインデー商戦をやる時期に入って、日経新聞の朝刊に、チョコレートの王様GODIVA(ゴディバ)が「義理チョコをやめよう」広告を載せてSNSが炎上した。

GODIVA公式サイトによると、1926年にベルギーのブリュッセルで誕生したチョコレート会社でね、最初のうちは家族4人で製造、箱詰め、配送をやっていたんだって。

1958年になってパリに海外発のショップを出したら、ヨーロッパで人気を呼ぶようになり、1972年に日本とニューヨークの1号店が完成したんだ。

 

日本に不二家ハートチョコレートのCMソングが流れ始めた頃、ようやくGODIVAが黒船だかブリュッセル航空だかで来日したわけだね。

恥ずかしながら、わたしは1992年になるまでGODIVAの存在を知らなかった。

戦後、元米兵が願いを込めて製作した幸せを呼ぶピンクの鏡台っていう記事に書いたんだけどさ、高校を卒業するまで北海道の片田舎で育った後、東京都文京区のボロアパートで一人暮らしを始めたもので、10代のうちはベルギーの高級チョコレートなんて口にしたこともなかったの。

 

東京で忙しい日々を送っているうちに、GODIVAは少しずつ店舗数を増やしたみたいで、気づいた頃には「ららぽーと」にもテナントが入っていた。

2000年代に突入したら、バレンタインデー時期にセブンイレブンで2個入りの商品を販売するのが当たり前になって、もはや日本人でGODIVAを知らない人がいるのか?ってくらいの存在になった。

ヨーロッパには他にも有名なベルギーチョコレートがあるのかも知れないけれど、日本でチョコレートの王様と言ったらGODIVAじゃないかな。

 

北海道には「白い恋人」の石屋製菓、ホワイトチョコレートの六花亭、生チョコのロイズなど、低価格でおいしいチョコレートを提供しているお菓子メーカーがあるはずなのに、なぜだかチョコレートの王様はGODIVAなのよ。

 

GODIVAの高飛車っぷりにブラックサンダーが反論

 

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1970年代の日本に1号店がオープンして以来、GODIVAはチョコレートの王様として君臨しつづけた。

途中、ロイズの生チョコ、不二家アンパンマンのペロペロチョコ、お腹が空いたらスニッカーズ、ネスレKitkat、ハーシーのキスチョコなど、色んなチョコレートがGODIVAに対抗して奮闘努力したが、ナンバーワンになるための何かが足りなかったみたい。

ベルギーチョコレートのブランド価値、カカオ含有量、ロゴのインパクト、高級感、GODIVAが差をつけた原因はたくさんあると思う。

 

そして2018年、演歌にどっぷり浸った戦後の日本をクラシックに染め上げようとしたレディ・ゴディバが、「日本は、義理チョコをやめよう」という奇想天外な宣伝をした。

高飛車なレディ・ゴディバとしては、コンビニで売られたことが腹立たしかったのか、素っ裸で乗馬した頃のように注目を浴びたかったのか、最後に一言文句を言って祖国ベルギーに帰りたくなったのか、今ひとつ分からない。

 

多分、日本は、義理チョコをやめよう=本気で食べないなら買わないで!ということだろう。

森永チョコボールの鳥が飛びまわり、不二家ペコちゃんが涙を流して、わたしがグリコのメンタルバランスチョコレートGABAを食べても精神不安定になっているのを見て、ついにコンビニ価格32円のブラックサンダーが反論に出た。

「よそはよそ、うちはうち」とブラックサンダーを製造している有楽製菓の社長は言う。

 

GODIVA、おみゃぁさんの意見がどうであっても、こっちはこっちで勝手にするがや。

by ブラックサンダー

 

お菓子メーカーは2月にチョコレートが売れないと困る

 

お菓子何でも情報館が発表した、月別チョコレート売上のグラフを見て欲しい。

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ニート主婦としては、バレンタインデーに贈るチョコレートは女性が好きな食べ物でしかないと考えるが、高齢化社会に拍車がかかっているにも関わらず、日本では2月のチョコレート売上が順調に伸びているんだ。

女性が男性に贈るからだけではなく、女の子同士が「友チョコ」を交換する、家族で食べる、自分へのご褒美など、色んな理由があるのでしょう。

日本のお菓子メーカーは2月にチョコレートが売れないと困るわけだし、これからはベルギー産ではなく、国内メーカーの商品が主体になれば良いんじゃない?

 

レディ・ゴディバよ、馬から降りて服を着なさい、ベルギーでいい男性を見つけて幸せになりなさいと願うのだが、GODIVAとブラックサンダーの仁義なき戦いは、2018年に幕を下ろしたばかりなのかも知れない。

 

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